ということでここ何日かビデオに録画していたゴジラ映画を見ているが、オリジナル昭和シリーズは南海の大決闘　ゴジラ・モスラ・エビラまでだね。それ以降は、子供うけを狙ったダサダサ映画になってしまったから。頭が大きくてかわいい顔。地球や人類の味方。「キングコング対ゴジラ」や「モスラ対ゴジラ」まではゴジラは悪者だったのだけれどね。（ハリウッドにキャラ使用料を払って作成した東宝作の「キングコングの逆襲」という映画もよかったね。この話は以前書いたかな？）

復活85ゴジラ・平成VSシリーズも内容・構成は好きになれん。キングギドラは宇宙怪獣のはず。ゴジラデザインは顔はまぁいけてるかも。肩から下は動物的でなく、マッチョだから×。足もあれではニッカポッカだよ。剣八郎の演技・特に手の動きも嫌い。ミニチュアのつくりも拙稚。デストロイアという映画は敵キャラデザインがTVのウルトラマン的怪獣でダメ。映画自体、随分「エイリアン｣の影響を受けていたし。しかし、ハリウッドゴジラが決まっていて、平成VSシリーズでは「終了」作品だったからか、エンディングは考えたようだ。

• 大人ゴジラのメルトダウン
  ↓
• それによる放射能拡散
  ↓
• ところが放射能濃度が急激に低下してきて、みんなが「なんで？なんで？」と･･･
  ↓
• 放射能を吸収し復活したジュニアが雄叫びをあげている、

その後、ハリウッドゴジラがゴジラではなかったことから復活したミレニアムゴジラ。子供だましでない話がよい。しかし、ゴジラデザインは嫌い！。背びれの形がゴジラではない。敵キャラも新キャラはダサい。既存敵キャラの設定も変。モスラやキングギドラが大和を守る聖獣というのは受け入れられないな。モスラの本籍はインファント島であるべき。キングギドラは最大最悪の宇宙怪獣であるべきなんだってば。昭和シリーズのようにキングギドラを追い払うことは出来ても抹殺できては面白くない。田中美里と釈由美子はよい。個人的にお友達になりたいぞ。

しかし、「キングコング対ゴジラ」や「モスラ対ゴジラ」「地球最大の決戦」の時のようなスピード感はどこに行ってしまったのかね。平成VSシリーズやミレニアムの時代ってCG全盛だろ？

全ての東宝怪獣映画に共通して望むことは音楽は伊福部昭でないとね。

こんなフラストレーションは、ゴジラの出ていない昭和東宝怪獣映画のDVDを見るしかないのかな。「海底軍艦」「妖星ゴラス」「緯度ゼロ大作戦」とかね。ということで「空の大怪獣ラドン」「モスラ」「フランケンシュタイン対地底怪獣」「フランケンシュタインの怪獣、サンダ対ガイラ」「地球防衛軍」を購入しに行こう。（「フランケンシュタイン対地底怪獣」がDVD化されているのかどうかは知らない。この地底怪獣をバラゴンと呼ぶ。ミレニアムシリーズであるGMK大怪獣総攻撃にも出てきたね。モゲラも凶悪宇宙人が操るロボット怪獣であるべきだ。）

12月31日：追記
で、買いに行ってきました。

大晦日でも秋葉原は随分お店が開いていました。早速、石丸ディスクワンへ。二階のデフレ状態の洋画と異なり、東宝特撮物は価格が高い！。ラドンで6300円、モスラで5040円だ。しかも、石丸ディスクワンの三階は秋葉原ではなくアキハバラなんですね。アニメのDVDとCDの売り場である。そんなところにこれまたマニアックなDVDを購入しに来たのだから、まぁまともでない人と思われても仕方ないだろう。
※　このカタカナと漢字の相違を知りたい方はKKKに訊くこと。