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PC Network Basic Training

構成要素


PBXは形こそ異なるが、サーバールームのラックに収まったブレードPCのようなものである。 あたかもPCIバス拡張スロットにVIDEOカードやSCSIカードなどを取り付けるがごとく、 実現したい機能によって各種の基板をPBXのスロットに差込む。

  • NTTなど通信業者の局に行く回線を収容する基板を局線トランクという。
    • ISDNなどディジタル回線用はディジタル局線トランク
    • アナログ回線用はアナログ局線トランク
    • VoIP Gateway機能を持つVoIPトランク
    等がある。

    デジタル局線トランクには、更にDSU内臓のものとそうでないものとが存在する。 メーカーや機種によってはいづれか一方しか用意されていないものもある。



  • ユーザーの内線側の回線を収容する基板を内線パッケージという。
    • NTT局線に直接接続可能な電話機を収容できる基板をアナログ内線パッケージと呼ぶ。
      NTTからの局線とほぼ同等の電気特性を持つポートを提供する。アナログモデムや家庭用のファッション電話機が収容可能。
    • ISDNと同じ電気特性を持つ内線を提供する基板はISDN内線パッケージという。
      ほとんどS点もしくはT点で提供される。(RJ-45と同じMJ-8の4線)TAやISDNデジタル電話機を接続できる。
    • 主にデジタル交換機でメーカーや製品固有の多機能電話機のみを収容できる電気特性を持つ基板をデジタル内線パッケージと呼ぶ。
    • VoIP Gateway機能を持つパッケージも存在する。

専用線を収容するのは外線側なのか、内線側なのかという規則はない。ネットワーク設計者が、 「この回線は外線として収容」「その回線は長距離内線として収容」 と、運用まで考慮して設計する。

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最終更新日2003年02月11日
 どこがかわったかって? 教えないよ!!