メーカーが不具合を認めるまでは、たとえ返品しても、お客様都合ということになって、かかる費用はこっち持ちになってしまうのですね。まだ、メーカーが不具合を認めるまでは、購入店に相談すると、
「何しろ民生品ですから、お客様のマルチドメイン環境では使用できないことも・・・・・。」
と何がマルチドメインなのかわかっておっしゃられているのでしょうか、多分言葉だけの知ったかぶりの店員さんが、製品は悪くないぞ〜的なことを言うもんですから、
「そちらのおっしゃるドメインとは、何をさすのでしょうか?
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Windowsドメインでしょうか?
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DNSのドメインでしょうか?
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Ethernetのブロードキャストドメインとかコリジョンドメインといった信号の伝播範囲でしょうか?」
と質問しました。回答はきませんでしたが。
(えっ?意地悪だって?んなことないでしょ、確認なのだから。)
○CIのサポートは、一ヶ月以内に次の更新されてファームを出すからそれまでは以前の製品BLR-04をお貸しします、というので好意に甘えることとしました。販売店はその一ヵ月後も問題解消しないときには、返品を受け付け、別商品を購入出来ると約束していただきました。既に他メーカーでも04Fに匹敵するかそれ以上の速度を持つルーターを発表していましたから、まだ一度もまともに利用したことの無い04Fを使いつづけることにメリットがなくなっていましたから。結局、9月発売のMelco BLR2-TX4のユーザーになりました。(ciscoの2600で構成してもよかったかもね。)
ちょうどこの時期、このお仕事でインターネット総合研究所(通称:IRI)のグループであるInternet C&Oに出入りしていたので、IRIから出向してきている方と今回のこのBLRの事件を語る機会がありました。
「それってファームのプログラムをミスっているんだよ。だから安いの買わないで2611で構成したら?」
なんてね言われました。。
つづく・・・
・・・第一話