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ワークグループ と ドメイン

ユーザー管理とコンピューターアクセス管理方法の種類

ネットワーク上のコンピュータへリモート(遠隔)に接続し、そのリモートコンピュータの提供するサービス・資源を利用するには、ターゲットとなるリモートコンピュータへのアクセス権が必要である。

Microsoftの区別方法では、このユーザー管理とコンピューターアクセス管理方法の種類を、
@ ワークグループ と
A ドメイン
とに分けている。

ユーザー・アクセスリスト

コンピュータにログオン可能なユーザーやログオン不可能なユーザーのリスト(一覧)

@ ワークグループ

各コンピュータで提供する資源・サービスへのアクセスリストを、その資源・サービスを提供するコンピュータごとに保持・管理するピア・ツー・ピア型のユーザー管理とコンピューターアクセス管理方法。

集合体をワークグループ名で区別する。

同じワークグーループに参加するコンピューターには同じワークグループ名をつける。 ワークグループ名の変更にはローカルコンピューターの管理者権限が必要。

リモートコンピューターにアクセスするには

     @リモートコンピューターに登録してあるユーザー名とパスワードの組み合わせを知っているか、
     Aローカルログオンしているユーザー名とパスワードの組み合わせと同じものが接続先にも登録されていること
が必要となる。
     @の場合、アクセスごとに認証画面が出る。
     Aの場合、認証画面はローカルログオン時のみ。接続する可能性のあるリモートコンピューター全てに同一ユーザーを事前に登録する。(ユーサーアクセスリストの分散管理)

同時接続数が10接続を超える場合には、ワークグループ管理の場合でも、Microsoft Windows NT Server・2000 ServerといったサーバーOS製品が必要。

A ドメイン

各コンピュータで提供する資源・サービスへのアクセスリストを、特定のコンピュータで一元管理するクライアント・サーバー型のユーザー管理とコンピューターアクセス管理方法。

Windows Networkの場合、ユーザー・アクセスリストを持っているコンピュータをドメインコントローラーという。

集合体をドメイン名で区別する。

同じドメインに参加するコンピューターには同じドメイン名をつける。 コンピューターをドメインに参加させるにはドメインの管理者権限が必要。
(ドメインにコンピューターアカウントを作成する為。)

リモートコンピューターにアクセスするには

     @リモートコンピューターに登録してあるユーザー名とパスワードの組み合わせを知っているか、
     Aローカルログオンしているユーザー名とパスワードの組み合わせと同じものがドメインコントローラーにも登録されていることが必要となる。
     @の場合、アクセスごとに認証画面が出る。
     Aの場合、認証画面はローカルログオン時のみとなる。ドメインコントローラー一台にのみユーザーを登録する。(ユーサーアクセスリストの集中管理)

ドメインコントローラーとなるにはMicrosoft Windows NT Server・2000 ServerといったサーバーOS製品が必要。

Active Directryのインストール とは そのドメイン内で最初のドメインコントローラーへの昇格 のことである


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最終更新日2003年02月15日
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